琵琶湖疎水ウオーク             2018.4.7(土) 晴れ  会社OBハイク
                    

本日は会社OBハイク、個人的には4月3日に続き2回目の琵琶湖疏水へ。資料1   資料2   資料3(1と2含む)

所属の滋賀支部とご近所の大阪支部との共催。桜は遅咲き桜しかないものの、新緑がカバーしてくれました。こればかりはやって見て初めてわかることです。

さらに哲学の道まで足を延ばすと遅咲き桜以外にいろんな花を見ることができます。黄色ならヤマブキ、レンギョウ、赤ならシャクナゲ、緑は新緑、白はジンチョウゲ、ハナミズキ、他にはミツマタや名前の忘れた花、名前が?の花も多数。さすが哲学の道・観光地です。いつものように外国人がカメラでバチバチです。

結局、三井寺から銀閣寺まで6時間のウオーキングでした。

琵琶湖疎水は歴史遺産としては素晴らしいところです。三井寺から蹴上までの12Kmの距離で落差4m(3mで1mmの勾配)、外人技師の断った仕事を東大卒業間もない田邊朔郎が受けたこと、日本初の水力発電、日本初の京都市電、国の史跡12カ所(インクライン、水路閣、日本初のコンクリート橋、第一竪坑、他トンネル出入口洞門など)。だらだら列挙したが、ガイドを担当してから勉強した成果であり、それまでは単なる無関心層の一人でした。。

田邊朔郎の像の前で見知らぬ人から質問を受けた。「なぜ、琵琶湖の水が流れてくるのか。」いい質問です。よくぞ質問してくれましたとばかり、我がグループのメンバーが答える。「琵琶湖の湖面は標高85m、大阪城の天守閣と同じ高さです。」質問者がもう少し踏み込んでくれたら「蹴上は80mゆえ、琵琶湖疎水は3mで1mmの勾配」と答えたのですが、天守閣で納得して追加の質問はなし。

京都が主体的に成し遂げた事業だが、滋賀の人間としては水を供給しているということでなぜか自慢したくなる。一方、琵琶湖に地震が発生したケースで疎水の京都側への異常な流れが気になるところだが、緊急時に自動的に閉鎖する「藤尾緊急遮断ゲート」が設置されていて、京都側への悪影響が遮断されている。これは今回の事前勉強で初めて知ったこと。
  
 
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コース
京阪三井寺 ー 小関越 - 琵琶湖疎水沿い - 蹴上 - 南禅寺 - 哲学の道 - 銀閣寺道バス停
     
 第一トンネル出口    
     
藤尾緊急遮断ゲート     
     
  安朱橋近辺 キクモモ  トキワマンサク 
     
 キクモモ ハナズオウ   
     
    第二トンネル入り口 
     
 第三トンネル入り口   蹴上までの間の歩道にある石車 
     
 蹴上・観光船の乗り場  ウワミズザクラ(蹴上)  水路閣
     
 南禅寺    
     
  哲学の道   
     
  シャクナゲ   
     
 ハクサンシャクナゲ? ハナミズキ   
     
    八重サクラ 
     
  ジンチョウゲ   
     
     
     
     
     
  ヤマブキ  ユキヤナギ